AREA51 WEBLOG

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ARCHIVES : 2005年10月

「Ankh」全曲コメント

収録曲についての石野洋一郎 (Gt) ・Kate (Vo) のコメントを掲載します。

1.Invitation
(石野)オープニングとなるインスト。初めてのアルバムだからHR/HMの定石通りにやりたかった。2曲目以降に展開していく躍動感を、静かに静かに表現してみた。サンプリングではなく、バンドサウンドを使った序曲であるところに、自分なりのバンドへのこだわりがある。

2.Chaotic Phase
(石野)アルバムで最も古い曲。典型的な様式美HR/HMの曲だけど、シンセの音使いをモダンにして、若干ポップな要素も狙った。白玉や刻みだけじゃない「ギターっぽい」バッキングを心がけた。ベース・ドラム・キーボードとのユニゾンもたくさん盛り込んであるよ。ソロは執拗なまでにハーモナイズしてあるところがポイントだね。歌詞は現代に警鐘を鳴らす、いかにも HR/HMっぽい歌詞になっているよ。

(Kate)私が初めて聞いたのは加入が決まって渡されたデモから。聞いて思ったのはカッコ良さを歌でも示す事が出来そうということ。キャッチーな歌い方ではなくて、歌詞やメロに合うようにハキハキさせずに歌ってみたよ。これの狙いは流れが出て、音に乗せても違和感ないようにすることかな。

3.Extend Wings
(石野)これは完全にポップさを狙った曲。初めて聴いても次にどう展開するかが予想できるような曲にしたかった。シンセはかなりモダンな音を思い切って使った。ソロは必要最小限に短く、テクニック的にはアルペジオのタッピングがハイライトだ。

(Kate)この曲には歌入りのデモがなかったので、歌詞は半分ほど私が変えちゃった。曲はいわゆるキャッチーだけどリーダー節が冴えていて新鮮に聞こえたなぁ〜。ロック色が強いポップスな感じだったから、普通じゃ多分メロに消されると思って、わざとらしいくらいの表現をつけて耳に残るようにしたらはまった感じ? 私は元々クワイア出身なので裏声でも高音が出せるけど、リーダーのこだわりによりこの曲は地声で。でも金切り声にならないよう聴きやすさにこだわった曲でもあるかな♪

4.Domain
(石野)アルペジオを中心にしたインスト。端的に言えばインペリテリっぽいインストで、トリビュート的な意味合いもある。ポイントはひたすらタイトに3連符を弾き続けるところだね。この曲もベース・ドラム・キーボードとのユニゾンがたくさん入っているよ。

(Kate)タイトルはデモを聞いてひらめいたよ。AREA51だから出来たという確信! AREAもDomainも実は同じ意味があるの。インストで私は参加はしてないけどタイトルで参加した感じ(笑)

5.Fate
(石野)アレンジや展開にこだわった曲。特に間奏の目まぐるしく入れ替わっていく展開は気に入っているよ。ソロでは珍しくペンタトニックを弾いてみた。少しフラッシーな表現にして曲に合うようにしたんだ。この曲も伝統的なキーボードの音と、モダンな音をうまく同居させれたと思う。

(Kate)歌詞を担当。元々、歌詞があったのだけど煮詰めていなかったせいもあり私が書き直すことに。でもテーマであった「戦争」はそのまま引き継いでみた。自分自身、戦争というものに現実を感じる事が出来ないので、映画などで感じた擬似的な体験で色々な宿命を背負った戦いを背景にしてみたんだけど伝わってるかな(汗) 歌自体は宇宙に魂が還る様な気持ちで、ほとんどクセのある表現を使わずにクリアな感じを出すように頑張ったよ。

6.Sky Above Clouds
(石野)典型的な8ビートのハードロックだから、多くを語る必要が無い曲だね。ソロの殆どはタッピングで弾いている。

(Kate)生まれて初めてレコーディングなんてものをした曲。自分の声がデモになるなんてと感動したのを覚えてるなぁ。ExtendWingsに比べて多少ハード目に仕上げてみたよ。最初にレックした歌だから今思うと声が若い感じがする?(笑)

7.Alea Jacta Est
(石野)メロスピ好きに捧げる曲。他の曲はリフがリードしているけど、この曲はメロディーリードなんだ。イントロの繰り返しでチェンバロが鳴りだした時点でやりたい事が全て分かるだろ? 全てをセオリー通りに、絶対に裏切らない曲を書いたつもりだよ。

(Kate)こちらは生まれてはじめて自作の詞を乗せた曲。メロが入る前につらつら書いていた詞が上手くはまったので、時間がかからず出来上がってしまった! タイトルの意味は「賽は投げられた」で「引き返すことが出来ない」と言う意味合いと同時にAREA51の活動が始まったばかりで疾走する感じとをかけて使ってみた♪ 歌はFateに近い世界観もあるので連動させクリアでストレートな歌い方にしたよ☆ よく自分が作った詞だから歌が違うといわれるけど、それは関係無いよ(笑)

曲調もリーダーにリクエストした感じだったので、曲と詞に関わったという感じで思い入れのある一曲。

8.Ankh
(石野)次のトラックへの序曲。インストだけどストーリーがあるんだ。アフガニスタンの戦争で息子を失った母親の話だ。我が子の死を前に絶望する母親の姿をテレビで見て、数時間で一気に書き上げた曲だ。俺がテレビで見たのはこの曲の前半に相当する。後半は一筋の光が射してきて、また生きる力を取り戻していく姿を音で描いてみたんだ。どんな絶望や苦しみも永遠には続かない、そういう気持ちを伝えたかった。

9.The Last
(石野)速いセクションとバラードとをクラシカルな間奏を挟んで1曲で表現した。間奏は8本のギターとチェンバロのオーケストレーションになっている。バラード部分のソロは気合い一発、ハーモニーはなるだけ使わずに弾いたよ。

(Kate)オーディションで覚えて歌った曲。この曲にも思い入れが強い分ラストにふさわしいと思ったな〜〜☆ 聞いた人が歌いたくなる感じになるように歌ってみたんだけど・・・歌い方はChaotic Phaseと同様に流れる感じで。見せ場もあって盛り上がった感じで聞かせたいなと。メロは覚えやすいし簡単なのでファンの人には是非一緒に歌ってほしいなと思う☆

お知らせなど

しばらくライブが無いため表立った活動は無いけど、近々、新しいビデオ・写真のアップ「など」がある予定。

お知らせとしては・・・
12/28に坂本英三氏主催のイベントに出演することになった。豪華ラインナップで、太田カツ(Ark Storm)氏も出演! 個人的には、若井望 (ex.Powernude)と初めての同じイベントという事で楽しみだよ。彼はお互い青い青い時代に学校で知り合ったギタリストで、アプローチやスタンスは違えど、永遠に音楽とギターに情熱を燃やし続ける同志だからね! 二人とも刺激的なライブをやることになるハズ!

あとは、雑誌何冊かにAnkhのレビューが出ているのと(NEWS参照)、BANG-BEに我がAREA51のベーシスト、吉田好宏のインタビューが掲載中。こちらのサイトではAREA51に関わる新しい企画も用意してくれているようなので、今後も要チェックだよ!

それと、現在ギターハーツで配信されている着うたが今月末を持って終了。あと5日間しかないけど、ダウンロードをお忘れなく!